沖縄健康社よりお知らせ

お金の話し

昨日NHKで糸井重里さんと、矢沢永吉さんの対談の放送をみました。


対談のテーマは「今だからこそお金の話」です。

永ちゃんは還暦。随分柔軟な叔父様になりました。
カリスマ的なロックミュージュシャンですが、最近はテレビでもよく拝見します。

アーティストでありながら、自分のコンサートを自ら運営、経営する制作会社の社長さんです。

貧乏だった子ども時代から長者番付に乗るほどのお金持ちになり、事業で詐欺にあい、35億もの借金を返済をしなければならなくなったのですが、自己破産せずに、すべて返済しました。

永ちゃんは「自分でけつを拭く」という言葉を使いましたが、
借金ときちんと向き合い、返済することによって35億円という「お金の価値」を知ることができたのではないでしょうか。

日本の500兆円といわれる借金は数字で表現しただけでは、一体どんな金額なのか、検討つきません。バランスシート上のお金でみるのではなく、現実的なお金で見ないといけないのではないのか、
という考えにも発展していました。

要は、自分の財布じゃないからなんとも思わないわけです。

永ちゃんは自分の子どもがクーラーや電気をつけっぱなしにしていると「誰が料金払っている」と説教するそうです。

あたりまえなことですが、お金ってなんだろうと改めて考えさせられる対談でした。