沖縄健康社よりお知らせ

ピンクの味噌汁

というと、気持ち悪いですが、正しくは紫の味噌汁です。


昨日、「カンダバー」の味噌汁を作りました。

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子どもが、思わず「え?ぴんくいけど?なんで?」と驚いていました。

カンダバーとは芋の葉のことです。
葉の表は緑色ですが、裏は見事な紫色で、この色素が出てピンク色になります。
脇役野菜ですが、栄養は豊富です。
脇役野菜になってしまったのは、昔何も無い時代に芋さえ食べられなくて
葉をさんざん食べたから、沖縄では今は主役にはならない可愛そうな野菜です。
昔のおじい、おばあはこれを食べて長生きしてきたわけですから
その栄養価は評価するべきだと思います。

紫の野菜にはポリフェノール、ビタミンC、カロチンもたっぷりです。
紫外線による太陽の恵です。

食感は本土でも食べられるつる紫やモロヘイヤに似ています。
加熱すると、ぬめりもでます。
味噌汁の場合ははちょっととろみが出て美味しいです。

芋には沖縄だけの害虫がつきやすいため、本土などへの持ち出しが禁止されていて、
このカンダバーは沖縄だけでしか食べれないそうです。

それにスーパーで買うというより、隣のおじいの畑からもらうといった感じなので
沖縄でも都会の人には意外と目にしにくく、手にはいりにくい幻の野菜なのでは?

ちなみに私も知り合いの方からいただきました。