最近また、読み返しています。「沖縄料理のチカラ」。
「おいしゅうございます」で一世を風靡した岸さんの書です。

健康長寿食として沖縄の伝統料理などを紹介した本ですが、
七滝の水のふるさと、「大宜味村」についても詳しく紹介されています。

もちろん、長寿の里、ということなのですが、料理だけではなく、環境、文化、生活習慣などから、
大宜味村の人々が「生涯現役」である所以をわかりやすく解説しています。

管理人はすっかりこの本のファンに。
巻末には写真付きで沖縄料理のレシピも載っていますし、戦後の沖縄の生活も読みとれますし、
料理だけでなく、食材の紹介もされていて、しかもあの、岸さんの上品な優しい雰囲気が
文章から溢れてきて、とても素敵な１冊です。

ところで、なぜ「大宜味」かというと、岸さんのおじいさまが大宜味の方で、何年か
大宜味村で生活されていたのです。
そこで実体験として長寿の生活をつづっているのです。

残念ながら、大宜味の水については書かれていませんでしたが、
その地の果物や農産物を食してきた老人達が長寿ということであれば、
それはもう、証明してくださったも同じと管理人は勝手に解釈してよろこんで読んでおります。