沖縄健康社よりお知らせ

トイレの神様

昨日は旧暦の12/24。
沖縄ではウガンブトチ「御願解」でした。


ウガンブトチとは、お願い解き、つまり、今年のお願いは終わりです。
ということで、お家にいる神様に一年の感謝の挨拶をして一度天に帰っていただく儀式です。
天上界へこの家はどうでした、と報告しに帰るとのことです。
そしてその中には火の神様(台所)、屋敷の神様とトイレの神様がいらっしゃいまして、
それぞれにお線香、お供えなどをして拝みます。
屋敷の神様はそれぞれ、四隅にいて、トイレにはトイレの神様がいます。
ということで、沖縄では家には神様がいるので、お家は綺麗にしましょうという心構えは
昔からありました。
埃やチリはどうしても隅に集まります。汚れが溜まりやすいんですね。
ですから、そこは神様がいるから綺麗にしろと、一つの教えであります。
そして、トイレも。
地域や家によってやり方は違いますが、住んでいる屋敷には感謝の気持ちを持って綺麗にしましょうというお話でした。
そこではじめて家族の健康が育まれ、繁栄につながる、ということでしょう。
毎度のことですが、今回も画像がないが申し訳ないです。
それだけ、拝むのに一生懸命だったということでご了承願います。
余談ですが、トイレの便器の蓋は毎回閉めましょう。
お金が逃げないとか、貯まるとか・・・。